こんにちは!気象予報士のシエルです。
プログラミングによるデータ分析のスキルを使って、気象データから世の中のあらゆる課題解決を目指しています。
元自衛官という異色の経歴の持ち主、プライベートでは2児の父です。
今回、データミックスの気象データアナリスト養成講座の無料個別相談会に参加してみました。
そこでゲットしたネットには載っていない情報も包み隠さず、この記事を読んでくれている皆さんにこっそり教えちゃいますので、ぜひ最後までご覧ください。
【データミックス】データサイエンティスト育成スクールの無料説明会に参加する
目次
データミックスの気象データアナリスト養成講座の無料個別相談会に参加した理由
ボクは約3年前に現在勤める民間気象会社に転職して、気象予報業務のかたわら、営業チームとともに気象データを活用したビジネスの課題の解決に取り組んできました。
- 「データ活用にはやはりデータサイエンティストとしての知識が必要だ!」
- 「そのためにはプログラミングスキルは必要だ!」
そう思い、一念発起してプログラミングの入門書を買い漁りました。
ところが、独学でプログラミングを勉強するあるあるで、
何を書いているのかわからない。
わからないところがあるけど、相談相手がいない。
という壁にあえなく挫折。
約1年前、自分の1年分のおこづかいを投入して
3ヶ月間オンラインプログラミングスクールを受講して
pythonを使ったデータサイエンスについて学びました。
このおかげで、基礎的なPythonのプログラミングスキルと、
データサイエンススキルを身につけることができました。
そして、営業チームと協力して気象データを活用した課題解決を
お客様に提案することにより案件も増えました。
ところが、案件も増えてくるとお客様が求める要望もレベルが上がってきました。
これまでのプログラミング&データサイエンススキルでは太刀打ちできないことも。。
さらには協力していた営業メンバーも転職することになり、
自分ひとりの力で気象データを使った課題解決をする能力が必要になり、
さらにスキルアップしたいと思っていたところ、
ぴったりのコースを見つけました。
それが、
「データミックス株式会社が提供する気象データアナリスト養成講座」
です。
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そもそも気象データアナリストってなに?
「データサイエンティストはよく聞くけど、気象データアナリストってなに?」
そう感じた人も多いと思います。
気象データアナリストとは、気象庁webサイトで以下のように定義されています。
『気象データアナリストとは、企業におけるビジネス創出や課題解決ができるよう、気象データの知識とデータ分析の知識を兼ね備え、気象データとビジネスデータを分析できる人材です。 「気象データアナリスト育成講座」の認定制度により、気象の影響を大きくうける企業の従業員が「気象データアナリスト」としてのスキルを身に着け即戦力として活躍し、業務に大きく貢献することが期待されます。』
引用元:気象庁HP
そして、「気象データアナリスト育成講座」を受講することで出来るようになることは、次の3つです。
- 自社のビジネスモデルの理解に加え、リスク、利益、社会的責任の観点から解決すべき課題を発見できる
- 様々な機関が公開している各種気象データの特徴を理解した上で、自社のデータをどのように組み合わせると課題解決に結びつくかについて、仮説を立てられる
- データサイエンスのスキルを使って仮説を検証し、課題解決ができる
これは2021年10月に第1期が始まったばかりの新しい講座です。
「これは気になる!!」
そう思い、どこのスクールが運営しているかさっそく調べてみました。
気象データアナリスト育成講座を開講しているのは?
気象庁によると、現在は以下の2社で開講しているとのことです。
- 株式会社 データミックス
- スキルアップAI株式会社
この2社を調べて、ボクはデータミックスの気象データアナリスト育成講座に興味を持ちました。
理由は、気象予報士の方が教材作成の監修をしているからです。
早速、データミックスのHPから無料相談会を予約してみることにしました。
データミックスの無料相談会とは?
データミックスの気象データアナリスト育成講座の無料相談会を予約しようと思いました。
ところが、無料相談会は毎週2回(火・土)、しかも所要時間が1時間半ということで、小さい子どもを持つボクにとっては時間を取ることは難しかったので、断念しました。
しかし、無料説明会とは別に「無料個別受講相談」というものがあり、これも実施日が月曜日と金曜日に週2日ですが、1日4回実施、しかも1回30分とお手軽だったので、こちらに参加することにしました。
無料個別受講相談に参加登録したあと、担当者に「無料相談会」の参加はした方がいいか訪ねました。
無料相談会に参加しなくても、webサイトに掲載している説明資料をダウンロードして、読んでくだされば特に問題ないとのことでした。
- 無料相談会に参加したいけど、日程が合わない
- 個別に相談したい
という人は、無料個別受講相談がオススメです。
「個別相談って強引な売り込みがありそう」
と思いますが、そこについては後ほど述べていきます。
【データミックス】データサイエンティスト育成スクールの無料説明会に参加する
データミックスの無料個別受講相談を5段階評価しました
データミックスの無料個別受講相談を5段階評価しました。
それぞれ詳しく解説していきます。
(1)予約のしやすさ 3/5
無料相談会については、1週間先まで予約が可能です。
しかし、週2回で時間帯が以下のように限られています。
- 火曜日 19:00~20:30
- 土曜日 14:00~15:30
独身で時間にゆとりのある人は問題なさそうですが、子育て世帯・家庭のある人には選択肢が少ないと感じるのではないでしょうか。
また、1時間30分と長時間拘束されるのも少しマイナスポイント。
長時間拘束されたくない、上記の時間は都合がつかないという人のために無料個別受講相談が用意されています。
こちらも週2日(月・金)の開催ですが、1日に4回の機会が設定されています。
また、時間を30分と短いので、時間が取れない人にはこちらがオススメです。
ただし、土日祝日の開催がないので、平日忙しい人には参加は難しそうです。
以上の理由で評価を3点としました。
(2)当日のスムーズ度 5/5
無料個別受講相談はZoomを使って行います。
個別相談ではありますが、データミックス側で相談会に参加するのは営業担当の方と、スクールの先生の2名でした。
時間通りZoomに入室しましたが、1分ほど遅れて開始しました。
あらかじめ説明資料を読んでおき質問事項を準備しておいたこともあり、基本的な説明は省かれ、ボクの質問に答えてもらうスタイルで進みました。
無料個別受講相談は30分と時間が限られているので、あらかじめ説明資料に目を通しておくのは必須です。
以上の理由で、開始時間は遅れてのスタートでしたがその後はスムーズに進んだので、評価は5点としました。
(3)質問のしやすさ 5/5
基本的には参加者が担当者に質問をするスタイルでしたので、質問はしやすかったです。
そのため評価は5点としました。
ちなみに、質問した内容と回答は以下の通りです。
- Q1 2021年10月に第1期がスタートしたとのことだが、参加者はどのくらいか
- A1 (相談会時に回答はなく、終了後メールにて)3名
- Q2 気象予報士の参加者はいるか
- A2 詳しくは把握していないが、いたと思う(少しぼかされた感じ。。)
- Q3 給付金があるとのことだが、入学前に全額入金する必要があるのか(675,000円)
- A3 入学前に入金していただき、6ヶ月後とコース修了後の2回に給付金が受け取ることができる。
- Q4 スクールで活用する気象データは何を使っているのか。
- A4 気象庁などのHPから入手できるオープンソースを使う。
(4)説明のわかりやすさ 5/5
無料個別受講相談は基本的に参加者が質問をするスタイルですので、説明はありませんでした。
しかし、ボクの質問に対する回答はわかりやすく、疑問は解消されました。
以上から評価を5点としました。
(5)売り込まれのなさ 4/5
個別相談ですので、売り込みされることを心配していたのですが、当講座に関する売り込みは一切ありませんでした。
ただ、気象データアナリスト養成講座を受講する前に入学試験があるのですが、その入試対策としてのPython入門やSQL入門を案内されました。
以上から、評価を4点としました。
【データミックス】データサイエンティスト育成スクールの無料説明会に参加する
データミックスの無料個別受講相談に参加してよかったこと
Webサイトにある説明資料をダウンロードしてあらかじめ目を通しておいたこともあり、全体としてスムーズな相談会でした。
受講料は675,000円と高額な部類ですが、
コースを修了することができれば給付金を受け取ることができ、
結果として20万円程度で受講することができるので、
他のプログラミングスクールに比べて同等か割安かもしれません。
また、ボクが気にしていた気象データを使った実務的なエクササイズの内容についても聞くことができたのでよかったと思います。
データミックスの無料個別受講相談に参加してイマイチだったこと
(1)受講前の入学試験
データミックスの最大の弱点はまさに入学試験だと思います。
入学試験の類題は説明会資料をダウンロードすることでチェックできます。
SQL,統計, 機械学習, Python, Rの5教科で試験があるので、割と試験範囲が広い印象です。
初学者のために別途入試対策講座(2,200円)がありますが、別料金なのはマイナスポイント。。
また、入学試験に不合格の場合は、時間を開けての再試験ということになりますので、今すぐ学びたい!という人のモチベーションを下げてしまう可能性があります。
(2)気象データを使ったエクササイズはわずか1ヶ月
気象データアナリスト育成講座をいう名前はついていますが、ブートキャンプからアドバンスステップまではデータサイエンス育成講座と同じ内容になっています。
また、気象データアナリスト育成講座のメインとも言えるアドバンスステップの受講期間はわずか1ヶ月ということで、物足りなさを感じました。
気象データを使った分析に特化して学びたいのであれば、もう一つの認定講座であるスキルアップAIの気象データ講座が165,000円で学べるのでオススメです。
【データミックス】データサイエンティスト育成スクールの無料説明会に参加する
まとめ 完全初学者であれば、データミックスの「気象データアナリスト育成講座」はオススメ!
というわけで、データミックスの気象データアナリスト育成講座について解説してきました。
まとめとして
- データサイエンスを含めプログラミング学習を経験したことない人は体系的に学べることができる。
- スクール受講前に入学試験に合格する必要があり、未経験の場合は別途入学試験講座を受講するか独学で勉強する必要がある。
- 気象データを扱った学習は講座最後の1ヶ月
- 気象データを使った分析のみを学びたい人にはおすすめできない。スキルアップAIの気象データ講座がおすすめ。
いずれにせよ、無料相談会は一切お金がかからないので、こちらとしてはノーリスクです。
気象データサイエンスのスキルを1から習得したい人にとっては選択肢のひとつになるかと思います。
気になった人はぜひ無料相談会または個別無料受講相談に参加してみてくださいね。
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本記事のライター
気象予報士 シエル
プログラミングやデータ分析のスキルを使って、気象データから世の中の課題解決を目指しています。元自衛官という異色の経歴の持ち主。プライベートでは2児の父です!