プログラミング初心者向け

プログラミングとは?簡単に解説【初心者でもなんとなくわかる!】

プログラミングとは?

このような疑問を持ったことはありませんか?

  • プログラミングってなんなの?
  • コンピュータの中では何がおこっているの?
  • プログラミングしたものがどうやって動いているんだろうか?

この記事では、そもそもプログラミングってなに?という質問にお答えします。

プログラミングに興味を持って勉強を始めた方が増えています。

初心者の方に向けて、プログラミング勉強用のコンテンツも増えていますので、プログラミングへ参入するハードルが低くなりました。

勉強すれば誰でもプログラミングは習得できるのですが、なじみのない方にとっては「そもそもプログラミングって何なんだろう?」と思われる方が多いのではないでしょうか?

そこで今回は、プログラミングが注目されている理由、勉強方法についても解説しました。

専門用語を使わずに解説しましたので、初心者の方でも無理なく理解できると思います。



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プログラミングとは?初心者でもなんとなくわかるように解説

プログラミングとは?初心者でもなんとなくわかる解説

プログラミングとは、コンピュータにやってほしい作業を、文章で書いて指示することです。

コンピュータへの命令を書くことをプログラミングと呼び、プログラミングして出来上がった命令のかたまりをプログラムと呼ぶことが一般的です。

では、文章で書いた指示が、コンピュータ内部でどうやって動いているのでしょうか?

少し掘り下げて説明すると、プログラミングとは、電気信号を制御することなんです。

プログラミングとは電気信号を制御すること

プログラミングとは電気信号を制御すること

学校の理科の授業で、以下のような回路図をみた記憶はありませんか?

電池から電気信号が送られて電球がつく、電池を外すと電気信号がなくなり電球が消える、といった簡単な回路図です。

コンピュータにはもっと複雑な回路が組み込まれていますが、上記のような簡単な回路図と本質は同じですので、電気信号の「ある」・「なし」の2つしか扱えません。

電気信号ある(1)、電気信号なし(0)の2つのデータしか扱えないため、コンピュータは’1’と’0’の2つの数字しか知らないんです。

キーボードでひらがな、アルファベット、漢字を入力したとしても、全て’1’と’0’に置き換えてコンピュータは解釈しています。

プログラミングしてコンピュータへ指示を出す場合も、’1’と’0’で指示を出すことになりますが、11001000011…のように数字が並んでいても何をやっているのかさっぱり分かりません。

そもそも、書けないですよね…

そこで生まれたのが、プログラミング言語です。

人間が見て理解できる文章で命令を書くことで、コンピュータへ命令を出せるようになっています。

プログラミング言語を、人間が読めない数字の並びに変換し、変換したものをコンピュータが読み込むことでプログラムは動いています。

プログラムはどんなところで動いている?

プログラムはどんなところで動いている?

プログラムと聞くと、パソコンやスマートフォン、パソコンやスマートフォン上で動くアプリ、ゲームなどをイメージされるのではないでしょうか。

それだけではなく、家電製品や自動車でもプログラムは動いています。

動くために電気を使用するものはほぼ全て、プログラムが動いていると思ってください。

ぜんまい仕掛けのおもちゃは、巻かれたぜんまいが元に戻る力を回転する運動に変換することで動いています。

原理は同じで、コンピュータは電気を動力としてあらゆる作業をします。

動力の電気を命令に変換するために、プログラムが必要となるのです。

なぜプログラミングが活用されているのか?

プログラムでできることは、人間でもできるのですが、コンピュータは指示された命令を、間違えることなく繰り返すことが得意です。

得意分野を活かせる場が多いため、色々なところでプログラムが活用されています。

電気ポットを例にすると、プログラムでは以下のようなことをしています。

  • 水を入れたら温度を上げてお湯にする
  • 100℃になったら、温度の上昇を止める
  • 常に水温を測っておく
  • 温度が下がってきたら、温度を上げてお湯にする

人間でもできますが、24時間はりついて管理する必要があるので、疲労しますし、ミスもします。

コンピュータは長時間労働しても疲れることはありませんし、指示されたとおりに動くのでミスもしません。

コンピュータが得意なことを利用することで、人間がやると大変なことを代わりにやってくれているのです。

なぜプログラミングが注目されているのか?

プログラミングできないのは頭が悪いから?【結論:関係ありません】

私たちは、プログラムに囲まれた世界で生活しています。

身近なところにもプログラムが活用されていますので、プログラミングの知識、とまでは言いませんが、ITに関する基礎的な知識がないと、家電製品すら使いこなせないのではないでしょうか。

ITが身近になったことで、活用するための知識が当然のように求められているんです。

今後もITが発展していくことを考えると、プログラミングはある特定の人だけが知っていれば済んでいた時代だったのですが、今後は知らないでは済まされない時代になっていくかもしれません。

生活が豊かにするためITの知識が必要になった

プログラミングを習得することで、コンピュータに詳しくなりますし、ITサービスがどのように動いているのか理解できるようになり、ITを活用する幅が広げられるんです。

IT化が進んで、身近なアイテムが便利になり、生活がより豊かになったのではないでしょうか?

携帯電話からスマートフォンに乗り換えたことで、生活に大きな変化があったと思います。

家の掃除はロボットが自動でやってくれるようになりましたし、色々な家電を声で操作できるようにもなりました。

新しい波に乗っている人がいる中、コンピュータや、ITを活用したサービスに詳しくないため、時代の波に取り残されてしまう方もいらっしゃいます。

ITサービスに触れていないので、新しい波の存在を知らなくて、乗り遅れてしまうんです。

ITを活用することで、人間がやっていた作業を機械に任せられますので、自分の好きなことのために時間が使えるようなります。

ITの知識があれば人間の生活が豊かになるため、プログラミングが注目されているのではないでしょうか。

論理的な考え方が求められている

義務教育にプログラミング教育が取り込まれました。

プログラミングの知識をつけることが目的の1つですが、本当の狙いは論理的な考え方を身につけることなんです。

文部科学省が、プログラミング教育について以下のように述べています。

プログラミング教育とは、子供たちに、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験させながら、将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる力としての「プログラミング的思考」などを育むことであり、コーディングを覚えることが目的ではない。

「プログラミング的思考」といっているものが、「論理的な考え方」を指し示しています。

情報に囲まれた社会で生活していますから、情報を正しく読み取り、課題を解決していく力が求められているんです。

IT業界に就職しなかったとしても、今後、コンピュータとかかわらずに生きていくのは不可能だと思います。

これからの時代を生きていくためには、論理的な考え方は必要になってくるでしょう。

IT人材不足によりエンジニアの需要が見込まれる

経済産業省の報告によると、2030年にはIT人材が79万人不足すると言われています。

経済産業省によると、IT人材(IT企業と、ユーザー企業の情報システム部門に所属する人材の合計)は現在91.9万人なのに対し、17.1万人が不足していると推計。人口減少に伴い、退職者が就職者を上回ることで19年から先は減少に転じる一方、IT需要の拡大が見込まれるため、人材ギャップは悪化。IT市場が高率で成長した場合、30年にはIT人材数が85.7万人なのに対し、不足数は78.9万人に上ると予測している。

IT人材不足が深刻化、2030年には78.9万人不足に 経済産業省調べ ITmedia ビジネスオンライン

IT化によって、コンピュータが人間の仕事がなくなってしまう、という話を聞いたことがありませんか?

実際に、工場のラインでは検品作業を機械が行うようになっていたり、お店ではレジが無人になっていたり、今まで人間がやっていた作業が、機械に置き換えられています。

その反面、機械を作る側の人材や、機械の中のプログラムを作る人材が不足しているんです。

IT化が進めば進むほど、ITにかかわる人材が不足していきますし、IT化は人間から職を奪うのではなく、職を変化させるものと言われています。

プログラミングスキルを習得することで、今後の就職を有利に進められることでしょう。

リモートワークがやりやすい

新型コロナウイルスの感染拡大により、緊急事態宣言中は外出ができず、人と直接会うことが難しい状況でした。

特に接客業へのダメージが大きく、コロナウイルスが収まってきたとはいえ、完全に元に戻ったとはいえない状況だと思います。

そんな中でも、IT業界ではリモートワークが盛んに取り入れられ、今ではオンラインでの会議は当たり前になってきました。

プログラミングを活用した仕事は、パソコンとネットワークがあれば仕事になりますので、リモートワークがやりやすい職業であり、危機的な状況でも仕事を続けやすいというメリットがあります。

最近では、会社という組織に所属せずに、フリーランスとして在宅で仕事をしている方も増えています。

将来、フリーランスを目指している方には、プログラミングを習得することは大きな武器になることでしょう。

初心者向けのプログラミングの勉強方法

初心者向けのプログラミングの勉強方法

大きく分けて、独学で勉強する方法と、プログラミングスクールに通う方法があります。

人によって合う合わないがあると思いますので、それぞれの勉強方法の特徴を簡単に解説します。

本で勉強する

独学の王道といえば、本で勉強することです。

どのプログラミング言語でも、初心者向けの本、上級者向けの本、ある技術に特化した本など、目的別に分かれていますので、独学でも勉強の進め方を決めやすくなっています。

本一冊が3,000円前後で購入できることを考えると、気軽に始められます。

書いてある内容が古い可能性がある点だけ注意してください。

本が発売されたタイミングでは最新の内容でも、それからの時間経過によりプログラミング言語の仕様が変わっていたり、使うツールが更新されていたりしますので、本の内容を読み替えて理解する必要があります。

ネットで情報収集する

ネットでなんでも情報を得られる時代になりました。

プログラミング言語について解説してくれているサイトもありますし、プログラミング言語の公式マニュアルも公開されています。

本で勉強することと同等の情報を、無料で収集することが可能なんです。

ただし、やさしく噛み砕いて説明してくれることが少ないので、初心者の方には少しハードルが上がってしまうかもしれません。

プログラミング初心者の方には、Progateやドットインストールなど、ネット上で勉強するサービスを利用することをオススメします。

スマフォでも勉強ができますので、場所に縛られることがなく、どこにいても勉強ができます。

プログラミングスクールに通う

本での勉強やネットでの情報収集では、自分から動く必要があります。

勉強の仕方や、勉強することを自分で決めなければいけないですし、プログラミングの挫折要因No1である「分からないことを質問できない」という状況で勉強を続けなければいけません。

強制力がないと動けない方や、フットワークが重くて動きだすのに時間がかかってしまう方、質問できない状況に不安を感じる方であれば、プログラミングスクールに通う方法もあります。

オンラインのプログラミングスクールでは、無料相談や無料体験を開催しています。

就職や転職までサポートしてくれるスクールもありますので、プログラミングを活用した仕事につきたいのでしたら、プログラミングスクールに通う方法も1つの手段になるのではないでしょうか。

まとめ プログラミングを習得しよう!

まとめ プログラミングを習得しよう!

そもそもプログラミングって何?、プログラミングが注目されている理由、勉強方法について解説しました。

解説した内容をまとめます。

  • プログラミングとは電気信号を制御すること
  • プログラミングは私たちの生活に定着しつつある
  • プログラムは指示された命令をミスせずに繰り返すことが得意
  • プログラムは身近なものになり、人間の生活を豊かにしている
  • ITが発達した今、論理的な考え方が求められている
  • IT人材が不足しているから、プログラミングを習得すると就職で有利になる
  • プログラミングを活用した仕事は、コロナ禍のような危機的状況でも続けやすい
  • プログラミングの習得は独学でも可能
  • 自分から動くことが苦手な人はプログラミングスクールがオススメ

ITが発達し、昔は特定の人しかパソコンを使えませんでしたが、誰もが使えて当たり前の時代になりました。

今後ITがおとろえることはありませんので、誰もがプログラミングできて当たり前の時代になるかもしれません。

プログラミングに興味を持って勉強してもらいたいです。

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